
株式会社ジェムケリーの名前は、テレビCMなどで有名になりましたが、僕が奈良から京都に出てきて会社を創業したときの社名は、株式会社孫子です。
中国の兵法書の孫子から取りました。
孫子とは、秋時代末期(B.C480年頃)、呉国の闔廬(こうりょ)に仕えた孫武(そんぶ)が書いたと言われる兵法書で、『孫子兵法』『孫武兵法』などとも言われます。
日本でも古くから伝えられ、僕が尊敬する武将の武田信玄が『孫子』の一節から取った言葉「風林火山」を旗印にしたことは有名です。
また遠くヨーロッパにも伝えられ、ナポレオンが愛読書にしたと聞いています。
その中でも”風林火山”のくだりと”戦わずして勝つ”が好きです。
風 疾(はや)きこと風の如く
林 徐(しず)かなること林の如く
火 侵(おか)し掠(かす)めること火の如く
山 動かざること山の如し
戦わずに勝つのが最善
「無駄な戦いはするな」、これが『孫子』の考え方です。『孫子』では、実際に戦をすること無しに相手国を勝ち取ることを最善、相手の軍を勝ち取ることをその次に善としています。
「百戦百勝したというのは戦上手とは言えない」(「百戦百勝は善の善なるものに非ざるなり」(謀攻篇))「簡単に勝てる状況を作って勝つ将軍こそが戦上手なのだ、だから本当に戦が上手な将軍は派手な武勇談も名声も残らないのだ」(「古の所謂る善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
故に善く戦う者の勝つや、智名も無く、勇功も無し」(形篇))と言っています。
会社のトップとしていつも念頭において決断したり行動するさいにいつも指針としています。
現在も孫子の考え方は、僕の頭の中で息づいています。
僕にお会いしていただいた方は皆さん・・行動も服装も思いの他、地味なのに驚かれます。(笑)
自分自身は、休日も少ないですし、毎日ほとんど0時前後まで仕事してます。(汗)
毎日コツコツとした地味な努力が身を結ぶと言う考え方も”孫子”から学びました。
これからも小さな努力を重ねて派手さを慎み頑張りたいと思います。