
宝石を知って最初に感動したのはアレキサンドライトでした。
しかし、それ以上に感動したのがパライバトルマリンです。 その色は、宇宙から見た地球の青のようでもあり、華やかなネオンのような青でもあります。
これが他の色石と一線を画し、個性ある石として知られるようになった理由です。
この独自の色相の秘密は、石に内包された酸化クロムと銅によるものです。互いに自己主張の強い2種類の元素は、本来ならば協力的に色をつくりあげることを拒絶する。それが、パライバトルマリンに限ってこの独特のブルーを生みだすことができたのですから・・・これはもう奇跡としか表現ができないのです。
それ以来、パライバトルマリンには魅せられてきました。 互いに自己主張の強い2種類の元素が強力し合って鮮やかな蛍光色を発する・・企業や組織もそうであることが大事だと思うのです。
意見を言い合い前向きな発言でぶつかり合い、組織なり企業が強くなることが理想的だと思うのです。
しかし、あら捜しやミスの揚げ足だけを取る組織は早晩崩壊してしまいます。
まあ、昨今のインターネット市場のようなものですね。(笑)
人と人との切磋琢磨も企業内の意見交換もパライバの酸化クロムと銅のように素晴らしい輝きを放つ関係でありたいですね。
自分の足跡を残したい。人の評価でなく、自分でものをつくり出したい。
年がいくほど、ますます青春を感じて夢が広がるんです。
でも、次に必ず壁はある。
それを乗り越えた時、パッとまた新しい世界があります。だから、
厳しく自分を鞭打ってやってきた時は、振り返った時、実に爽やかです。
(植村 直己)